今回は胸郭出口症候群について。
これどこが出口になってるか覚えにくい。
あとテストも覚えにくい。
よって、かなり覚えにくい!
この記事を読んだ後には、ある程度イメージできる!という状態にしていくよ。
《必要な知識》
- 胸郭って何?
- 出口はどこにある?
- 何が挟まれるの?
- テスト多すぎない?
胸郭は
肋骨 + 胸骨 + 胸椎 から構成される。
(胸郭のアプローチをする時に、肋骨は熱心にするけど、胸骨と胸椎は忘れがちですな)
ただ神経の圧迫は、ここではない。
胸郭以外のモノで神経・血管が挟まれることになる。
胸郭の出口付近で神経・血管が挟まれることで起きるのである。
出口はたったの3つ。出口によって、名前が付けられている。
- 前斜角筋と中斜角筋の間…斜角筋症候群
- 鎖骨と第一肋骨の間…肋鎖症候群
- 小胸筋と烏口突起…小胸筋症候群(過外転症候群)
漢字ばっかりで見にくい(醜い)。これが覚えにくくするんだぞ!教科書よ!
絵を見たらわかりやすい?と期待するが、絵もまたわかりにくい!
挟みこまれる(絞扼)のは、
腕神経叢
鎖骨下動脈
鎖骨下静脈
の3つ。
絞扼されるモノによって、行うテストが変わってくる。
3分間上肢挙上負荷テスト
Wrightテスト
Morleyテスト